500円あれば、あなたは何に使いますか?スターバックスでコーヒーを買えますね。タバコを買うこともできますし、ちょっとしたスイーツを買うこともできます。

500円あれば、世界の恵まれない環境で生活している子どもたちを支援することもできます。

 

僕がオーナーを務めるカンボジアの孤児院は、恵まれない環境で生活する子どもたちが沢山います。日本人が当たり前に受けることができる「医療」「教育」「住環境」を手に入れることができないことどもたちが沢山いるのです。

「夢サポーター会員」は、孤児院で頑張る子どもたちの夢の実現を支援し、自立して生活していけるように支えていくためのサポーター制度です。支援は500円から可能です。あなたのご支援が、子どもたちの「夢の実現」「自立の支援」に繋がります。僕たちと一緒にカンボジアの孤児院の子どもたちを支援する「夢サポーター会員」の仲間を募集しています。

36人の子供の父親として

初めまして、株式会社Number9代表の後藤勇太と申します。ある日僕は、36人の子どもたちの父親になりました。「ずいぶん大家族なんだなー」と思ったかもしれません。

僕は今、カンボジアの孤児院を経営しています。

最初はボランティアとして孤児院に関りながら、その後共同経営者になり、今は単独で孤児院のオーナーを務めています。僕が孤児院のオーナーになった時、孤児院では36名の子どもたちが暮らしていました。僕は36名の子どもたちの「父親」になったのです。

そんな僕の取り組みを、これまで多くのメディアに取り上げていただきました。テレビ、講演会に呼ばれる機会も増え、カンボジアの孤児院のこと、子どもたちを取り巻く環境のことを知っていただく機会が増えています。

ですが、まだまだ知らない人も多くいるのが現実です。孤児院の子どもたちが安心して暮らし、未来に向かって成長していくため、自立して生きていくためには、まだまだ多くのご支援が必要です。

なぜ僕は「孤児院のオーナー」になったのか?

孤児院のことをお話しする前に、なぜ僕が孤児院の経営者になったのかを少しお話しさせてください。愛知県に生まれた僕は、Jリーガーを夢見るサッカー少年でした。名古屋グランパスの下部組織に所属していましたが、中学を卒業する頃には本気でプロを目指す子どもとのレベルの違いに気がつき始めます。「僕はJリーガーにはなれない」最初の挫折を経験しました。

 

高校に入りアルバイトを始めますが、バイト先の先輩の影響でギャンブルにハマり始めます。勉強そっちのけで、毎月のバイト代はスロットに消えていく日々。負けてばかりでしたが、どうすれば勝てるようになるのかを真剣に研究するようになっていきます。プロギャンブラーと呼ばれる人に教えを請い、研究を続けた結果、、、中間管理職のサラリーマンの月収程度稼げるようになります。

プロギャンブラーとしての生活を22歳まで続けてしまった僕は、「人生をどう生きたいのか」を真剣に考え始めるようになります。何か変えたい、そんな思いで海外旅行に行くようになりました。

スラム街で衝撃の体験をしました

アルバイトしながら、アジアを中心に世界各国を巡るように。海外の文化に触れることで、改めて日本という恵まれた環境で暮らせることのありがたみを実感するようになりました。ある時訪問したフィリピンのスラム街で衝撃的な体験をすることになります。

スモーキーマウンテンという世界的にも有名なスラム街はゴミが至る所にあり、悪臭漂う中で人々が生活しています。ゴミを漁って生活する人も多く、劣悪な環境の中で子どもたちが生活していました。

現地滞在中、僕に親切にしてくれる女の子がいたのですが、ある日その女の子が病気で突然亡くなってしまいました。前日まで普通に接してくれていたので突然亡くなったことが信じられずにいたのですが、怪我をした傷口から破傷風菌が入ったことが原因だったようです。

なぜ病院で診てもらわなかったのか?なぜ治療を受けなかったのか?

僕はその女の子の親にを質問しました。戸籍もお金もなく、病院で診てもらうこともできない。「ユウタはいいよね、日本人だから・・・」そう言われた言葉が僕の胸に突き刺さりました。

日本に住む僕たちは、怪我をすれば病院で診てもらうことができます。衛生的に綺麗な環境で寝食を行い、環境が整った学校施設で教育を受ける、これらは全て当たり前の日常です。世界に出ると、僕たちの当たり前が「特別なこと」に変わります。こうした現実があることを、僕は世界に出て初めて知ることになりました。

ボランティアの実情

僕たち日本人がいかに恵まれた環境で過ごしているのかを実感したことで、恵まれない子どもたちの環境をなんとかしたい、少しでも支えたいと思うようになりました。そんな思いが強くなり、僕は海外ボランティアをするようになりました。

しかしそこでボランティアの実情を知ることなります。

「私たちがいるから安心だよ」「将来大丈夫だよ」「これからは好きなことをしていいからね」

このように子どもたちに声をかけるボランティのほとんどが、1,2年後にはいなくなります。もちろん短期的なボランティア支援だとしても、それは恵まれない環境にいる子どもたちにとって大きな意味を持ちます。ですが、短期的な支援だけでは、環境は変わりません。継続的な支援がないと、子どもたちが生活する環境を根本的に変えていくことが難しいということを、ボランティアとして孤児院に携わる中で痛感しました。

孤児院の子どもたちが自立して生活する、未来のために挑戦する、そんな環境を作るためには継続的な支援が不可欠です。そこで立ち上げたのが、カンボジアの孤児院の子どもたちを継続的に支援する「夢サポーター会員」制度です。

「夢サポーター会員」が目指すところ
〜子どもたちが「自立できる環境」を作る〜

僕がオーナーを務める孤児院「JACE NGO′S ACADEMY」は、カンボジアのシェムリアップという都市にあります。世界遺産として知られるアンコールワット近郊の都市として知られています。

2022年現在、ここでは常時20名ほどの子どもたちが暮らしています。

<カンボジアの子どもたちを取り巻く環境>

カンボジアでは、身寄りのない子ども、身寄りがあっても親の元でちゃんとした生活を送ることができない子どもがまだまだ沢山います。日本では当たり前の「住環境」「医療」「教育」を満足に受けられない子どもたちが沢山いるのです。

5歳未満の3人に1人は栄養失調、発育障害がある子どもも多くいます。今でこそ少なくなりましたが、人身売買、児童労働の問題もあります。衛生面が保たれた環境で暮らす子どもは約2割ほどと言われています。

カンボジアでは孤児院で生活する子どもが多くいますが、両親がいない孤児は全体の3割と言われています。経済的な理由から育児放棄してしまうこと、病気、ドラッグ中毒など養育能力のない家庭に生まれるなどの社会的な課題が存在します。

こうした孤児たちが「JACE NGO′S ACADEMY」では生活を共にしているわけですが、孤児院の子どもたちには「自立」という高い壁が存在します。

孤児院は法律上、18歳になると退所しなければならないことが定められていますが、孤児院で生活する子どもたちの多くは身寄りのない子どもや、学校にも通っていない子どもたちです。子どもたちは、18歳になるまでに、孤児院を出て一人で生きていく力を身につけなければなりません。

「JACE NGO′S ACADEMY」では、孤児院の子どもたちが自立して、一人で生きていくための力を身につけるための支援に力を入れています。

〜「夢サポーター会員」の募集〜子どもたちの夢の実現を支援する、
僕たちの仲間になってくれませんか?

孤児員らしからぬ孤児院 〜JACE NGO′S ACADEMY〜

「夢サポーター会員」では、カンボジアの孤児院「JACE NGO′S ACADEMY」の子どもたちを支援してくださる『仲間』を募集しています。「JACE NGO′S ACADEMY」はどんな孤児院かと言いますと、「孤児員らしからぬ孤児院」といえるかもしれません。一般的に孤児院と聞くと、暗くネガティブなイメージを思い浮かべる人が多いと思います。僕たちの孤児院では「チャレンジすること」を大切に、子どもたちは何事にも前向きに取り組むように励んでいます。

2022年現在、「JACE NGO′S ACADEMY」では20名前後の子どもたちが生活しています。僕たちが目指すのは、孤児院の子どもたちが「自立」できるようになることです。18歳で孤児院を退所した後、子どもたちが自分達の力で生活できるようになり、輝く未来を自分の力で切り開けるようになってほしいと考えています。

そのために僕たちが力を入れているのが教育です。孤児院を退所する子どもたちに必要なのは、一人で生活していくための力です。自分でお金を稼げるようにならなければなりません。就業するためにも、就業する選択肢を増やすためにも、語学やスキルの習得を重視しています。その中で「JACE NGO′S ACADEMY」が最も大切にしているのが『モノ作り』です。アートの力は人をポジティブな気持ちにしてくれます。そのポジティブな気持ちは、人を立ち上がらせる、立ち直らせる力になります。

 

モノづくりの一環でもある、子どもたちのアイデアを元にしたハンドメイドアクサセリーブランドでは、現地の市場や日本向けに販売を行い、収益の一部を孤児院の運営に役立てています。「自分たちでモノを作り、自分たちでお金を稼ぐ」孤児院を退所したあと、自立して生きていけるような力を身につけてほしいと考えています。

〜 子どもたちが自立するために必要なこと 〜

社会に出て生活していくための力

日本では小学校からパソコンを使った授業が始まりますが、カンボジアでは設備も教える人員も不足しています。「JACE NGO′S ACADEMY」ではパソコンルームを設置して、パソコンのスキル取得の教育も行なっています。ITスキルを身につけることで、エンジニア、プログラマーなど就業の選択肢の幅を広げ、社会で活躍できる人材を育てていきたいと考えています。

社会に出て自分でお金を稼ぐための力

孤児院の子どもたちのアイデア元にハンドメイドアクサセリーを作って販売なども行っています。ハンドメイドアクサセリーブランド「RAKSMEY SORYA」を立ち上げ、現地の市場やBASEと言うネットショップを作って日本向けに販売を行っています。就業の幅を広げるためにも、女の子はミシンが使えるようにしていきたいと考えています。

海外に出て活躍できる力

英語などの語学学習も力を入れています。卒業生はカンボジアのみならず、海外に出て活躍できる人になって欲しいと願っています。そのためには、英語、日本語などの外国語の教育が必要になります。海外に出ることで得られた経験を、今度はそれを若い子どもたちに伝えていくようになり、孤児院を卒業した子どもたちが次の世代の子どもたちを育てていく、そんな自立できる循環を作りたいと考えています。

そのためには、
たくさんの方の支援を必要としています。

僕が孤児院のオーナーになった当時は、今よりも環境は整っておらず、生活環境も十分とはいえない状況でした。ですが、お陰様でこれまでたくさんの方にご支援をいただき、僕がオーナーに就任して以降、生活環境は大きく改善することができました。

ですが、まだまだ十分とは言えません。生活環境は最低限整いつつありますが、子どもたちが自立するため、自立して生活していくためのスキルを身につける環境としてはまだまだ十分とは言えない現状があります。

必要なのは「継続的な支援」です。

必要な時に、必要なご支援をいただくことも大変ありがたいことです。それによって子どもたちが救われています。継続的な支援があれば、子どもたちの自立や環境改善のために、計画的にお金が使えるようになります。例えば、勉強するための備品などの消耗品は全然足りていませんし、パソコンやミシンなどのスキル取得のための設備も十分ではありません。教育という意味では、先生を雇うのもお金がかかります。継続的なご支援が増えれば増えるほど、充実した環境で教育が受けられるようになり、自立への道筋がひらけていくことになります。

〜Vision〜〜
自立できる「循環」を作るために

孤児院の経営において理想として考えているのは、僕がいなくても孤児院の運営が回る仕組みを作ることです。

孤児院で学び退所した子どもたちが、社会に出て経験したこと・得たことを、今後は孤児院の子ども達に伝えていく。卒業した子どもたちだけで、孤児院の運営ができるようになることが、孤児院の運営における理想の姿だと考えています。

また、卒業生した子どもたちとは、事業を通じて共に働き、成長する仲間として歩みを共にしたいと考えています。僕はこのカンボジアの孤児院を通して、事業を通して社会に貢献する、そんな仕組みを作りたいと思っています。ここでの成功体験をモデルケースとして、カンボジアから世界へ、孤児院で生活する子どもたちが社会に、世界に羽ばたいていけるようなそんな世界を作っていきたいと考えています。

夢は見たものからしか選択できませんだから子どもたちに多くのことを見せてあげたい

カンボジアの子どもたちに将来の夢を聞くと、多くの子どもたちは「医師」「警察官」「ガイド」と答えます。最近はサッカー選手と答える子も増えましたが、日本の子どもたちと比べて、選択肢が少ないのが特徴です。

なぜなら、カンボジアの子どもたちは、世界には様々な職業があることを知らないからです。夢は実際に見たものからしか選択することができません。知らない職業は、夢見ることもできないのです。だからこそ、孤児院にいるうちに、いろんな仕事があることを伝えたり、見せたりして、できるだけ選択肢が増やせるようにしてあげたいと思っています。

〜月500円から始められる「夢サポータ会員」制度〜一緒にカンボジアの孤児院の子どもたちを、
継続的に支援する仲間を募集しています

「夢サポーター会員」は、カンボジアの孤児院の子どもたちを継続的に支援する制度です。毎月決まった額の寄付をいただくことで、継続的に孤児院の子どもたちを支援することができます。寄付は、毎月500円からでも行うことができます。日本より物価の安いカンボジアでは、あなたの500円が大きな意味を持ちます。

僕たち「JACE NGO′S ACADEMY」は孤児院らしからぬ孤児院として、常にポジティブにチャレンジすることを大切にしています。子どもたちそれぞれに辛いこと、悲しいことを抱えていますが、笑顔を忘れず日々挑戦し続けています。

あなたのご支援が子どもたちの笑顔につながります。子どもたちの未来の可能性を広げます。「夢サポーター会員」にご参加いただき、子どもたちへの未来のための支援をお待ちしています。

〜月500円から始める「夢サポーター会員」制度〜3つのコースから選択できます

「夢サポーター会員」は3つのコースから選択いただけます。毎月500円からの寄付が可能です。孤児院の子どもたちの自立のため、自立できる仕組み作りのため、ぜひご支援ください。

会員サイトで、孤児院の子どもたちの日常の様子、イベントの様子をアップします。

年に一度孤児院の子どもたちが作った手作りのプレゼントをお届けします。

会員サイト、年1回のハンドメイドプレゼント+「RAKSMEYSORYA」「Earth Jewels」でのお買い物が20%OFF。年1回、子どもたからのお手紙をお届けします。

会員サイト、年1回のハンドメイドプレゼント+「RAKSMEYSORYA」「Earth Jewels」でのお買い物が20%OFF。年2回、誕生日やクリスマスなどのイベントに子どもどたちからお手紙をお届けします。

「法人サポーター会員様」も募集しています

毎月1万円以上の寄付をご検討いただける企業様、スポットでの寄付、ご支援をいただける企業様向けの「法人サポーター会員様」も募集しています。法人サポーター様は、会社ロゴなどを孤児院に掲載、企業の社会貢献の取り組み、SDGsへの取り組みとしてもご活用いただくことが可能です。

その他、スポットのご支援や、タイアップなども可能です。興味ある法人企業のご担当者様は、下記より詳細をご確認ください。

 

よくあるご質問

活動はどこでみれますか?

「解約」について

領収書は発行されますか?

毎月ではなく、1回だけの寄付なども可能でしょうか?

3年ぶりの再会

コロナ禍、日本への帰国を余儀なくされましたが、2022年7月3年ぶりに孤児院に戻り、3年ぶりに子どもたちと再会することができました。

(以下の動画は、3年ぶりの再会の様子。サプライズで訪問して子どもたちをびっくりさせることに成功しました)

一人ひとりの力は小さいけれど、
沢山集まれば、大きな支援の輪になります

ボランティアとしてスタートしてからも、孤児院のオーナーとして関わるようになってからも、変わらずに思うことは、一人の力はとても小さいということです。僕一人の力でできることは限られています。幸いなことに、多くの方に僕たちの活動に賛同していただき、ご支援をいただいてまいりました。

毎月500円の寄付でも100人、1000人と輪が大きくなれば、大きな力になります。僕たち一人ひとりができることは小さなことだとしても、多くの人の力が集まれば、大きなこと、大きな支援が可能になります。あなたの支援が、カンボジアの孤児院の子どもたちの「未来」を切り拓きます。あなたのご支援をお待ちしています。

「子どもたちの一言」が僕を立ち上がらせてくれる

最後までお読みいただき、ありがとうございます。今でこそ、多くの方にご支援、ご協力をいただき、孤児院の子どもたちの笑顔のために努力を続ける毎日ですが、孤児院のオーナーになってからの道のりは決して平坦はものではありませんでした。

孤児院を引き継いだ途端、請求書、罰金の督促が次々届くようになったり、あらぬ疑いからNGOの立ち上げが難しくなり孤児院の存続が難しくなったり、周囲から嫌がらせを受けたりと、このまま続けるのことができないのではないか、と思う場面がいくつもありました。

これまでやってきた9割は辛いこと、苦しいことだったと思います。でも、残りの1割の「感動」があるからこそ、僕はやってこれたと思います。人の優しさや愛がある限り、僕は頑張り続けることができます。子どもたちが「ユウタありがとう」そういってくれるから、何度でも立ち上がることができます。僕はこれからも子どもたちのために挑戦し続けます。

このページを見て、僕たちと一緒に、子どもたちを支援してくれる『仲間』が増えることを願っています。

株式会社Number9 代表 後藤勇太

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